まだペダルをこぐのが難しい、小さな子どもでも楽しめるストライダー。三輪車より先にストライダーを乗りこなし、そのまま補助輪なしの自転車に移行することもできます。
さて、「いよいよストライダーを購入しよう!」と思い立ち、WEBショップや店舗を覗くと、また頭を悩ませる問題が発生します。
それが、ストライダーは3種類のモデルで展開している、ということです!
本記事は、以下の質問にお答えする記事になっています。
- ストライダーに3種類あるらしいけど、スペックはどう違う?
- 長く乗るには、どれがいい?
- ぶっちゃけ、どれを買えばいい?
一つでも当てはまる質問があった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

ストライダーの種類と価格は?
さて、先にお伝えしたように、ストライダーには3つのモデルがあります。
まずは、この3つのモデルのスペックを表で比較していきます。
ストライダー スペック比較表
ストライダー クラシック | ストライダー スポーツ | ストライダー PRO | |
重量 | 2,9kg | 3,0kg | 2,5kg (軽い!) |
価格 | 10,900円+税 | 13,500円+税 | 22,550円+税 |
対象年齢 | 1歳半~5歳 | 1歳半~5歳 | 1歳半~5歳 |
カラー | 全4色(グリーン・レッド・ブルー・ピンク) | 全7色(グリーン・レッド・ ブルー・オレンジ・ピンク・イエロー・ ブラック ) | 全3色(シルバー・マルーン・アクア) |
ハンドルグリップ | 直径27mm | 直径22mm | 直径22mm |
ハンドルバー素材 | スチール | スチール | アルミニウム |
高さ調整範囲 | 500〜600mm | 500〜600mm | 500〜600mm |
固定システム | ホースクランプ式 | クイックリリース式 | クイックリリース式 |
ホイールサイズ | 12インチ 210mm | 12インチ 210mm | 12インチ 210mm |
タイヤ素材 | EVAポリマー | EVAポリマー | EVAポリマー |
ホイールベース | 565mm | 565mm | 565mm |
シートの高さ | 通常サイズ: 300〜410mm | 通常サイズ: 300〜440mm XLサイズ: ~520mm | 通常サイズ: 300〜440mm XLサイズ: ~520mm |
シート素材 | プラスチック | クッション性のある軟質樹脂素材ポスト素材 | クッション性のある軟質樹脂素材ポスト素材 |
固定システム | クイックリリース式 | クイックリリース式 | クイックリリース式 |
ハンドルバーパット | なし | 付属 | 付属 |
XLロングシートポスト | なし | 付属 | 付属 |
フットステップ | なし(滑り止めテープのみ) | あり | あり |
大きな違いがある点はどこ?
①ハンドルバーの太さ
クラシックモデルの27mmのハンドルバーに比べ、スポーツモデル&PROモデルのハンドルバーは、より細身の23mmと、より握りやすくなっています。
②ハンドルバーパッド
スポーツモデルとPROモデルにのみ、ハンドルバーパットが標準装備されています。ぶつかってしまった時の衝撃を和らげてくれるので、より安心です。
③XLロングシートポストの有無
スポーツモデルとPROモデルにのみ、XLロングシートポストが付属します。このシートポストがあれば、成長して背が大きくなっても、付け替えて長く乗ることができます。
④フットステップの有無
クラシックモデルは、フレームにすべり止めテープが貼られているのみで、フットステップはありません。
スポーツモデルは、フットステップが標準装備されているため、車体に足が乗せやすくなっています。立ったまま乗ることもでき、アクティブな乗り方ができます。
⑤シートの素材
クラシックモデルは、軽量プラスチック製シートを採用。
スポーツモデルは、軟質樹脂素材が採用され、クッション性があり、より長く乗って遊ぶことができます。
大きな違いは以上のようなものですが、この結果から導き出した選び方は、以下のとおりです。
- ストライダーのレースに出たいとお思いならPRO
- レース参戦予定がなく、できるだけ長く乗るなら、スポーツモデル
- とにかく安く抑え、短期間だけ乗る方針ならクラシック。
詳しく解説していきますね。
まず、1歳半~5歳まで乗り倒す予定なら、スポーツモデルかPROの二択です。
標準のシートポストは、対象年齢は他と同じく1歳半~5歳までとありますが、5歳になる娘は低いと感じているようです。そのため、購入時期によってはすぐサイズが合わなくなる可能性があります。
後からパーツで購入することも可能ですが、その場合には割高です。自転車へ補助輪なしのまま移行するなら、 XLロングシートポストは必須ですから、この時点でクラシックは候補から外れます。
ストライダーのレースに出るなら、PRO一択です。 PROは、スポーツモデルより500gも軽くなっています。 ですから、レースに出るか出ないかで、スポーツタイプからPROか、の選択ですね。
実は、我が家では、娘にクラシックモデルを購入しています。
これだけスポーツモデルを推しておいてなぜ、と不思議に思われるでしょうが、実はスポーツモデルの存在を知らないまま購入したからなんです。
お店にクラシックモデルしか置いていなかったので、何の疑問も持たず、この選択になってしまいました。
娘は大変活発な子どもで、3歳時点ではかなり速いスピードで乗りこなしていました。5歳になった今も、ストライダーのクラシックモデルを、標準ポストのまま乗っているのですが、サドル位置が低いことに不満を漏らしています・・・。

クラシックモデルにXLロングシートポストが標準装備されていれば、すぐ娘の希望にこたえて高さ調節ができたのですが・・・
以上のような実体験からも、スポーツモデルの方がオススメだと自信をもって断言できます!!
これから購入される方は、ぜひ「XLロングシートポスト」標準装備の、スポーツモデルかPROモデルを選択して、楽しく長く乗りましょう!
ストライダーの選び方 まとめ
基本的には、①PROモデル、②スポーツモデルの二択で問題ありません。
我が家では、クラシックモデルを購入してしまったのですが、長く乗れるスポーツモデルにしておけば良かった!と思っているところです。
ぜひ、これから購入される方はスポーツモデルか、PROモデルから選んで、間違いない選択をしてください!
