ファンだった、三浦春馬くんのがしたいので書きます。
衝撃のニュースから一週間経ちましたが、まだ毎日彼のことを考える日々です。消化しきれていない思いを文章にして、気持ちを落ち着けて行きたいと思います。
昨日、ミュージックステーションで、2ndシングル『Night Diver』のMVが紹介されました。
本来は、生パフォーマンスの予定でしたから、彼がいなくなった現実を突きつけられ辛いですが、MVがまた素晴しく、切なく、神々しいほど美しい仕上がりで息を飲みました。
素晴らしかったのは、訴えかけるような歌声とダンス。
ただ歌が上手いだけじゃない、ただダンスが上手いだけじゃない。
その表情や衣装、演出が噛み合って、目が離せない圧巻のパフォーマンスでした。心を揺さぶられました。
切ない表情、長い手足をいかしたダイナミックなダンス。白いワイシャツというシンプルな衣装でありながら、圧倒的な存在感を放っていました。
一方、苦しかったのはその歌詞です。
彼の最近の心情とリンクしてるのではと思わせるフレーズが多く、複雑な気持ちになりました。
俳優や歌手はメッセージを伝えるために、作品に入り込むことが大事だと思いますが、入りすぎると抜けられなくなり、辛い感情を引きずることもあるんだろうなと…
またこの歌詞に共感しているから、これだけのパフォーマンスが可能なのではないかと…
真面目でストイックで努力家の彼だから、1作1作真剣に取り組んでいたと思います。素晴らしいことですが、彼自身の心に少しずつ重しとなっていたのではないかと考えてしまいました。
週刊誌で家族について書かれた記事などが出ていますが、見たくないので読んでいません。
このような記事で、家族や周りを追い詰めることは、彼は望んでいないはずです。
なぜ死を選んでしまったか、なぜ救えなかったのか…知りたい気持ちもあるけど、もう詮索することはしたくありません。
そんな気持ちを代弁してくれたのが文春オンラインのこの記事です。
「この“産業”は、血の通った仕事だと自負しています」三浦春馬が最後の舞台公演で語ったこと
30歳で一生を終えてしまったけど、亡くなったからと言って、これまでの素晴らしかった一生がオセロのようにパタパタとすべて置き換わるわけではない。
そのとおりです。
今はまだ、どうして、何で、と彼の最期についてフォーカスしてしまう日々ですが、彼が生きていた時にどれだけ素晴らしかったかを、語り継いで行きたいです。
この記事がきっかけで、比嘉愛未さんとのインスタライブの動画を見ました。インスタライブというもの自体を見るのが初めてだったのですが、遠い存在と想っていた俳優、女優さんの素に近い姿を見られて魅力的ですね。
春馬くんが比嘉愛未さんと話してる自然体な姿が、カッコよくて可愛かった。
テレビでのインタビューだと、畏まった応答で一生懸命誠実な回答をしていてそれも彼の魅力なんだけど、素の姿は冗談言ったり、アホ毛もあったり、、普通の青年らしさが垣間見えて、ますます好きになってしまいました。
そんな素敵な彼がいなくなったことが寂しい。
もし、TBSの新ドラマが始まっていたら、佐藤健くんみたいに何度目かのブームが来たんじゃないかなと思うんです。
健くんの時も同じことを思ったのですが、アイドル俳優のイメージをつけないように、敢えてそういったラブコメ的なドラマは避けていたのかなと思うので、春馬くんのドラマの一報を聞いたときは「え!!こういうの見たかった!この役受けてくれてありがとう!!」という気持ちでした。
10代、20代前半は美少年ぽいナイーブさが垣間見える魅力、20代後半は体を鍛えたり、舞台に挑戦したりと俳優としての表現力を増して、自信が垣間見える精悍さも魅力に加わっていたなと思います。
今、アマゾンプライム等で彼の作品を見返しています。やっぱり素敵です。
今はまだ辛いけど、遺してくれた作品を見て、心に留めたいなと思います。
とりとめのない文章になりましたが、こうやって自分なりに少しずつ消化しています。読んでくれて、ありがとうございました。